
スペーサーは主にハンドル材とナイフ本体(タング)の間に挟み込む薄いシートで、特殊加工されたバージンパルプの繊維でできています。元来はハンドル材とタングの接着強度を上げるために使われていましたが、現在は接着剤の進歩によりその必要性はなくなり、ハンドル材のワンポイントとして、デザインの一つとして挟むことが多いようです。 薄物はフルタングに、厚物はナロー・タングのワッシャーとして重ねて入れると一味違う綺麗なハンドルになります。(瞬間接着剤で圧着することによりほぼ接合面は見えなくなります) また、こしがあり丈夫でありながら普通のハサミやカッターで切ることができるので、さまざまな型紙の台紙としても重宝します。(白と黒は汎用品で安価なのでお勧めです) 当工房でもナイフや皮シースの型紙として使用しています。 |
1.6 x 300 x 300 |